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ハワイ州の鳥、ネネ(ハワイガン)

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    ハワイの鳥、ネネをご存知ですか?

     

    例えば日本の国鳥はきじ、東京都の鳥はゆりかもめです。あんまりご存じないでしょうか。

     

    各自治体ではシンボルとなる花や木を定めることが多いですが、鳥を定めているところも多いですね。

     

    ハワイ州の鳥は「ネネ」という雁の仲間なんです。

     

    ハワイで独自に進化した鳥


     

     

    ハワイでネネと呼ばれるこの鳥は、元々はカナダガンの仲間だったようです。「ネーネー」と鳴くからこの名前がついたのだとか。

     

    そのネネは人が流れ着くよりもはるか昔にハワイにたどり着き、ハワイで独自の進化を遂げました。

     

    今ではハワイの固有種であり、絶滅危惧種として大切にされている鳥なのです。

     

    ハワイ島のハワイ火山国立公園以外でも、マウイ島のはレアカラー国立公園などで暮らしています。

     

    全長は60cm以上になるのでやや大きめの鳥でしょうか。

     

    雁の仲間というと水鳥かと思われるかもしれませんが、ネネは陸鳥です。

     

    ですから、祖先であるカナダガンよりも脚が長くて爪も長く発達しています。

     

    また、陸の上を歩くので足の裏が厚くなる代わりに、水かきは他の雁と比べると半分くらいに退化してしまっています。

     

    泳がない雁


     

     

    ネネは泳げないことはないのですが、野生のネネはほとんど泳がずに一生過ごします。

     

    ハワイの山岳地帯や溶岩地帯で暮らしているので、果物や木の実、草など植物を食べて暮らしています。

     

    普通の雁は春から夏に繁殖期を迎えますが、ネネは冬場に繁殖するという特徴があります。

     

    1度に2〜6個の卵を産みます。

     

    絶滅しかけたネネ


     

     

    クック船長がハワイにやってきた18世紀にはおよそ25,000羽のネネが生息していたと考えられていますが、その後マングースや猫などの肉食の哺乳動物がネズミ駆除のために持ち込まれたり、生息地の減少により、1952年頃には30羽以下に減ってしまいました。

     

    そこでネネの復興計画が持ち上がり、30年かけて1500羽以上のネネを育ててハワイ島とマウイ島に放たれました。

     

    そのおかげもあって絶滅だけは免れたものの、今では人間の保護なしには生きていくことが出来ない鳥になってしまいました。

     

    今だ絶滅の危機にあることから、ハワイではネネを追いかけたり捕まえたりすることは法律で禁止されています。

     

    ハワイに行った時にネネを見かけても、決して手を出してはいけません。

     

    数百年ぶりに野生のネネを発見

     

     

    2014年に入り、オアフ島で野生のネネが発見されました。なんと、1700年代以来のこと。数百年ぶりに確認できた野生のネネです。

     

    ネネにとって住みやすい環境が整って数が増えるといいですね。

     

    alohamau * ハワイの自然・神話 * 20:26 * comments(0) * -

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