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幸福のシンボル、イリマ

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    イリマという花をご存知ですか?オアフ島の島花であり、赤いハイビスカスがハワイの国花になる前は、イリマが国花だったんです。

     

    古くからハワイの人に愛されてきたイリマは小さなハイビスカスのような可愛らしい花をつけます。黄色い可愛らしい花で、上に伸びる形で伸びる木もあれば、地をはうように広がる匍匐(ほふく)性のものも。

     

    地面に広がるタイプは「イリマ・パパ」と呼ばれ、グラウンドカバーとしても人気があるんですよ。

     

    育った環境によって花の大きさや色も変わるので、オレンジや赤い色の花もあります。ハワイ6島全てで見られる在来種です。

     

    ちなみに、イリマの花は5枚の花びらがありますが、イリマの「lima」の語源は数字の「5」だそうです。

     

    ロイヤルレイと呼ばれる高貴なレイ


     

     

    ↑こちらはハイビスカスですが、これを小さくしたような花がイリマです。

     

    イリマで作られたレイは「ロイヤルレイ」と呼ばれ、高貴な人しか身につけることの出来ない大変貴重なものでした。黄色はハワイ王朝を象徴する色だったので、黄色のイリマがレイに使われていたんですね。

     

    1つのレイを作るのに500〜1000枚もの花びらが必要で、繊細なイリマの花びらをレイにするには日の出前から花を摘み、ひとつひとつ紡ぎ上げていくので非常に大変な作業なのです。

     

    イリマの花は直径が3cmほどしかない小さなはなですから、それをレイにするなんて考えただけでも気が遠くなりそうな細かい作業ですね。

     

    今でも公式行事などには欠かせない貴重なレイですし、幸福のシンボルとしてもハワイの人々に愛されているのです。旅立つ人に渡したり、お葬式の時にも使われるそうです。

     

    薬としても使われていたイリマ

     

     

    ハワイの人たちは病気の時にもイリマを薬として使っていました。花だけでなく、根や蕾、樹皮など様々な部位が使われていました。

     

    お花は妊婦さんが食べることもあったといわれています。

     

    alohamau * ハワイの自然・神話 * 17:15 * comments(0) * -

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