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捨てるところがない!便利なココヤシ

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    南国ハワイの風景には欠かせないヤシの木ですが、実はハワイに元々あった植物ではありません。

    古代ポリネシアンが海の向こうから持ち込んだ、カヌー植物(カヌープランツ)といわれる植物なのです。

    ですからハワイでも自生のヤシの木はほとんどなく、ハワイ諸島の中でも一番古いといわれるカウアイ島のものだけなのです。

    ヤシの木は2500種類もあるのですが、中でも一番利用価値の高いものがココヤシです。

     

    ハワイ語ではニウ(Niu)と呼ばれ、昔は女性がココヤシの果実を食料として食べることは禁止されていたのだとか。

    しかし今では、捨てるところがないほど便利に使われています。
     

    70年以上果実をもたらしてくれる


     


    ココヤシは植えてか実が収穫できるようになるまで7年ほどかかるそうです。

    その代わりといってはなんですが、寿命が非常に長く、70年くらい、長いものだと100年ほど生きるのだとか。その間ずっと実をつけてくれるので、ハワイの人々に愛されてきたのでしょう。

    例えば日本のリンゴの木は、木の寿命自体は50〜60年くらいありますが、果実が採れるのは20年くらいだとされていますし、みかんの木もだいたい40年くらいが寿命なのだとか。

    それに比べるとココヤシの寿命は恐ろしく長いですね。

     

    食べても飲んでも美味しいココナッツ


     



    ココヤシの実をココナッツといいます。ココナッツを利用したジュースやお菓子はたくさんありますね。

    まず、ココナッツの中にあるのはココナッツジュース。透明なジュースは栄養価が高く、飲み水代わりに利用されてきました。

    完熟のココナッツにはジュースはありませんが、その代わりコプラと呼ばれる中身(胚乳)を絞るとオイルが採れます。

    ココナッツオイルは石鹸やボディオイルとしても使われていますし、日本では中鎖脂肪酸が豊富で太らない油として人気が出ましたね。「ココナッツオイルダイエット」にチャレンジしたことのある方もいるのではないでしょうか。

    その胚乳をすりつぶして煮込んでから濾すと、白い液体=ココナッツミルクになります。ココナッツミルクはそのままジュースとして利用される他、カクテルの材料としても人気があります。

    • ピニャコラーダ(ホワイトラム、パイナップルジュース)
    • チチ(ウォッカ、パイナップルジュース)
    • ロードランナー(ウォッカ、アマレット)
    • グリーンアイズ(ゴールドラム、メロリキュール、パイナップルジュース、ライムジュース)


    ココナッツミルクのカクテルはトロピカルな雰囲気がしますし、香りもよく飲みやすいものが多いので、女性にも人気があります。

     

    使い道が多いココヤシ

     


    熟した実の周りには硬い繊維ができます。これはタワシ、ロープなどに利用され、日本でも玄関マットなどの材料として使われていますね。

    使い終わった実はそのまま食器として使える優れものでした。

    葉っぱは扇子やバスケットなど身近なものから、屋根を葺く材料にも使われました。

    樹高が30メートルになっても倒れない丈夫な幹は、カヌーの材料に使われたり、家を立てる時の柱としても利用されました。

    まさに捨てるところがなくて、ハワイの人はココヤシを最後までしっかり使い切っていたんですね。

     

     

     

     

    alohamau * ハワイの自然・神話 * 09:26 * comments(0) * -

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